【転職273】本日やった事と感想+MIU404の感想

本日のタスク

【終わったタスク】3/29(月)

◆勉強

無し。

◆運動

無し。

◆その他

・ダイエットブログ更新。

・3/30の予定を決める。

・転職ブログ更新。

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【感想】

先日、綾野剛さんと星野源さんが主演のMIU404を観ました。

面白すぎて一気見してその後頭痛に苛まれてしまいました。もう少し休憩挟めば良かったです。

※以下ネタバレ注意です!!

で、このMIU404もアンナチュラルと同じく野木亜紀子さんの脚本のドラマ。
アンナチュラルを勧めくれた人からMIUも面白い旨を聞いていました。

ただ、実はMIUについては嫁さんが日頃録画したのを見てて、横目で見てたのですが、どうもアクションシーンやCGがイマイチ。。。

野木亜紀子さんの脚本という事で見始めたのですが、冒頭に書いたように一気見しちゃうほど面白かったです。

 

MIUの面白さ1 ~社会問題~

MIUの面白さというよりも野木さんの脚本はその時の社会問題が色濃く反映されていることでしょうか。

MIUについてはSNSを通じた情報発信が招く悲劇についても描かれています。安易な気持ちでリツイートした内容が実は犯罪の片棒を担いでいる。。。

何年か前にも、「写真の人を探しています」というツイートが、実は、DV夫が逃げた奥さんを探していただけとかっていう話もありました(真相不明)。

また、社会・組織における女性差別というか「女性だから~」という表現に切り込みを入れるセリフもありました。

こうした社会問題を取り入れることで、問題提起+ドラマのリアリティという二つの機能が果たされていると感じました。

 

MIUの面白さ2 ~バディの変化~

面白い要素は色々とあるのだと思いますが、個人的には伊吹と志摩、陣馬さんと九重のバディ間での人間模様の変化が好きです。

最初は反発しあう伊吹と志摩ですが、回を重ねるごとに相棒として互いの信頼を高め合っていく様はベタですけど、好きですね。

キャリア候補の九重も最初はメンバーに対して辛辣な一面を見せていますが、陣馬さんと打ち解けていく感じがたまりません。

また、これはwikiを見て知ったのですが、終盤で伊吹と志摩の関係が解消しかけます。

でもそれは、回を重ねる毎に伊吹と志摩が共依存の関係になることを避けるためだった、という記述がありました。

自分としては、ドラマの展開でのことだと思っていたのですが、野木さんの中ではそのまま進めば共依存関係になってしまう姿が見えたのかな?と思うと、ストーリーを破綻させずに描いた野木さんの手腕をここにも見ることができました。

 

MIUの面白さ3 ~小ネタ~

MIUの面白さというか、野木さん脚本で撮影もアンナチュラルと同じとなれば、同じ世界線のアンナチュラルメンバーが登場しても不思議ではありません。

ミコトや中堂、六郎、東海林は出ないものの、坂本さんや神倉さんはご本人登場。
中堂も声だけ出演という嬉しい展開がありました。

また、経緯は分かりませんが、King Gnuのボーカルの井口さんも出ていました。個人的にKing Gnuは好きなので単純にポイントの高い演出でした。

 

MIUの面白さ4 ~ダークさ~

アンナチュラルでも悲劇的なシーンが多いのですが、MIUでもいくつか悲劇的な展開があります。

特に、伊吹が警察になるきっかけであり、信頼することを知った師匠のような蒲郡(小日向文世さん)が実は連続殺人に見せかけた復讐殺人をしていたという展開です。
(ちなみにこの8話にアンナチュラルメンバーが登場します)

自分が尊敬した人物が、法の下で裁いても反省せず、出所しては犯罪を侵し、挙句の果てに逆恨みされて妻を殺害される。

そして、その殺害の状況から殺人としては裁かれない。

アンナチュラルでは、この点をミコトの奇策?で犯人の自供を勝ち取ったのですが、蒲郡は自ら犯人へ復讐を果たします。

もし、ここでIDUと連携があったらと思うと切なくなります。

ここでも、ドラマのキーである志摩の「誰と出会ったのか、誰と出会わなかったのか」というセリフがよみがえりました。

 

MIUの面白さ5 ~パンク精神~

これは勝手に自分が思っているだけかもしれませんが、登場人物の中にYoutuber的なキャラの特派員RECという登場人物がいます。

この特派員RECがテレビ局で働く先輩に自分の動画を持ち込みますが、「お茶の間は求めていない」と断られてしまいます。

それに対して、テレビのつまらなさを痛烈に批判して、先輩から呆れられるのですが、テレビこれを言っちゃうところに野木さんのパンク精神を見た気がしました。

MIUの面白さ・魅力の一つにこうした視聴者の声の代弁的な要素があると思っています。

上記の他にも菅田将暉くん演じた久住という空っぽな人間ほど怖いという展開や、ちょっとしたボタンの掛け違い招く不幸、外国人労働者への不当な扱いなどなど、興味を引くポイントがいくつもありました。

それから、桔梗演じる麻生久美子さんが個人的に一番好きな登場人物でした。

昔から麻生久美子さんが好きということもありますが、今回の桔梗の常に冷静でありながら正義感と優しさに溢れる一面もあり、そのバランスが桔梗というキャラの魅力を作っていると思います。

そのキャラを存分に活かした演技をされた麻生久美子さん良かったですね~

アンナチュラルの神倉さんといい、理想の上司が野木さんの脚本では出てきます。

一部アクションや最終話で「?」となる部分もありましたが、ストーリーや登場人物とその関係性はさすがの一言です。

見始めたら続きが見たくなるドラマでした。