Aimerの新曲『グレースノート』で新たな音楽体験をしました!

こんにちは!

7月4日の0時にAimerの新曲『グレースノート』が配信開始されました。

いつもは音楽を聴くのにapple musicを使用しているのですが、こちらは購入のみの配信。

しかし、最近ずっとAimerを聴いて、過去インタビューを読んだりTwitterをフォローして、日々のツイートを読んだりモバイルのファンクラブでの更新を楽しんだりしているので、これは是非とも買って今すぐ聴きたいと思いゲットしました。

今回は、この新曲『グレースノート』の感想と購入体験を通じた、 (自分にとって)新しい音楽体験についてを書きたいと思います。

 

Aimerの新曲『グレースノート』は自分の再発見を通じて勇気を得られる名曲。

Aimerの新曲『グレースノート』ですが、聴いていない方にとってはネタバレになってしまうので、楽しみにされている方はこれより先を読むことはオススメしません。

ご注意を。

 

自分がこの『グレースノート』を最初に聴いて一番印象に残ったのは、 サビの「生まれた時は一人だったこと、忘れてしまうのかな」という部分です。

私もそうだ!という方、多いんじゃないでしょうか?

 

ここ最近のAimerのツイートを見ていると、 日常の事をつぶやきつつも良い夜であることを願っているツイートが多いです。

きっとこの曲の事をイメージされている部分があるんだと思いますが、 こういったご時世という事もあって辛さ苦しさを感じているファンに向けて、 ご自身が出来る事を考えておられるんだと感じました。

端的に言えば勇気づけたいという思いがあるんだろうなぁ、 と自分は思ったわけです。

 

最近ファンクラブで好きなマンガ、読んできたマンガについて話しをされていたのですが、火の鳥や天才バカボン、血の轍、自分もおすすめされた園田ゆりさんの『ライオン』を読みました。

 

かなり心にグサグサっとくる内容でしたが、表現の想像を超える作品を好まれているようです。

と、同時に表現者として人間の感性に繊細(敏感)な方なのかなと思うと、同じような繊細な人で現状に我慢をしいて生きている人を考え、歌を通じて勇気づけたいのでは?と。

 

完全な憶測だと思うのですが、でも、『グレースノート』の歌詞の「生まれた時は一人だったこと~」を考えると、自分も生まれて来た時は母親や助産師さんをはじめ、家族や近所の人も含めてたくさんの人のお世話になっていますが、生まれてきたのは自分自身の生命力だよなと思うわけです。

 

自分の子どもの出産から今日までを見てても思うのが、 赤ちゃんって当たり前ですけど何も知らない状態にいるわけです。

知らないからこそ無敵な所もあるんですけど、 言い換えてみれば自分も分からない、 母親のことも理解できていない中で生きるって、 だだっ広い海を放浪するペンギンと同じじゃないかと思いました。

 

 

 

赤ちゃんって抱っこしてくれるからその人に身を預けるし、 ミルクももらうし、オムツを替えてと泣きますけど、 それが誰かは分からないまま徐々に理解していくので、 その時点では自然に身を委ねているわけですよね。

今、それをやれと言われても不安しか無いです。

でも、生まれた時の自分はそれが出来ていた。

そして、今日まで生きている。

と思うと、自分の事を少し再発見した気がして、 勇気というか自己肯定感を得られるというか、 「自分も捨てたもんじゃないかも」と思えたんですよね。

 

Aimer が最近自然と戯れたいと語っているのも、 そうした人間が本来持ってる自然な強さに惹かれているからかなと想像したりします。

 

新しい音楽体験

さて、次に新しい音楽体験についてなのですが、これは”自分にとって”という点を先にお伝えしておきたいです。

というのは、発売日に何かを買うという事をする人は多いと思います。

特に漫画やゲームなどなど。

 

自分は最近の事で言えば平野敬一郎さんの『本心』が、たまたま平野敬一郎さんを知った数日後に発売されるということで、運命めいたものを感じて発売日にゲットしました。

 

この時もそうなのですが、最近はSNSを通じて作者が宣伝をされており、今回で言えばAimer もTwitterなどで発売を一緒に共有するツイートをしていました。

見方を考えれば単に発売日の最新情報を手に入れたというだけなのですが、でも、同じ瞬間に同じものをファンとミュージシャンとで共有して、感動しているという体験はとても新鮮でした。

 

今、この瞬間を共有という感覚は、SNSの発達によってかなり身近になりましたよね。

SNSが無い時代は後から音楽雑誌のインタビューや、テレビでの放送を見たり友達と会話したりすることで、共有という体験はしていました。

でも、当然リアルタイムというわけでないので、熱量の落差は自明のことなので、聴いた瞬間の「うぉおお!」みたいなものは、一緒に聞くとかで無い限り無理なわけです。

 

その瞬間の熱量にどれだけのものがあるかは分かりませんが、一つの強烈な思い出になることは間違いないと思います。

SNSの発展はそういう意味では凄く楽しいというか、歌手や作者のその時の想いを一緒に共有できるのは、とても貴重な体験じゃないかと思います。

 

ただのマーケティングで全部シナリオライターが存在してて、その上での出来事だとしたらそれはそれで面白いと思いますし、当人はそんな事を微塵にも思っていなかったとしたら、実際の歌に感動できるのはなんでだろう?と思うわけです。

 

そう考えれば、そういった購入体験的なものは、歌詞への想いも込みで無くても良いのかもしれませんが、あればあるだけ嬉しいという事でもあると思います。

勿論、Aimerという歌手にここまで感動できるのは、その歌への想いを曲や歌自体から感動できるのもありますが、そこに込めている想いが並々ならぬものであると同時に、様々なものを職人的な気概で作品に込めているであろうことが想像できるからだと個人的に思いました。

 

漫画の件で触れたファンクラブの中でのラジオで、過去、主題歌を担当された作品は全て関連するマンガだったり、アニメだったりは全て購入されていると話していました。

そうした姿勢はAimerに関係している人の作品や、仕事やコラボの作品などの依頼を受けているという事実からも、Aimerという歌手への信頼と捉えることが出来、裏を返せば作品に真摯に向き合うAimerの姿に還元できるんじゃないかと。

 

すべてが推測の域を出ないのですが、Aimerに惹かれているファンの方は、Aimerの作品やファン、共演者への真摯さを超えた、強烈な使命感を感じているのではないでしょうか。

 

そんなAimerの新曲『グレースノート』のPVも公開されました。

 

PVと共に見るとまた違った印象を受けるのも不思議ですね。

もっともっとAimerの作品を深堀りしていこうと思いました。

9月のライブも楽しみです。