吹有喜さんの本はいつ読んでも読後感が心地よいです。
大人になってから自分と向き合った二人の男女の恋愛物語。
全体的にはほのぼのとした感じがするのですが、生々しい性描写が割って入ってくるのにも関わらず下品にならず、でも二人の熱を感じさせる伊吹さんの描き方はこの頃から秀一だと思いました。
また、これらがあることで主人公の哲司にも喜美子にも感情移入してしまい、ラストの交錯する二人のこれからにハラハラドキドキ。
何事も始めるのに遅いことは無い思わせてくれる作品でした。
おすすめです!
36歳の派遣社員の子育て、読書、筋トレ、趣味、学習、生活、お金について。