【新・日記01】本日やった事と感想+アドラー心理学と分人の理論について思ったこと

本日のタスク

【終わったタスク】5/19(水)

◆勉強


・平野啓一郎「自己の多様性を生きる」

 →:https://youtu.be/yyss0igkVx4

・【即ポチ】人生を劇的に変える本 TOP3〜読んだ瞬間、見える世界が一変する〜

 →:https://youtu.be/hr_4NQwiT1I

・映画『マチネの終わりに』

・平野啓一郎「自己の多様性を生きる」

 →:https://youtu.be/yyss0igkVx4

◆運動

無し。

◆その他

・喘息通院

・ダイエットブログ更新。

・5/20の予定を決める。

・ブログ更新。

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【感想】

今日は夜勤終わりにマコなり社長のおすすめ本についての動画を見ました。

アドラー心理学を題材にしたベストセラー『嫌われる勇気』(と幸せになる勇気)ですが、自分も過去に読みました。

課題の分離の考え方や、マコなり社長が話していた目的論についてを思い出しました。

アドラー心理学の難しい所は、その目的論が故に自己と向き合う事が必要とされる点にあると思います。

自分も中学時代に引きこもりを経験しているので理解できるのですが、、引きこもりの原因が他の環境にあると主張しているのにその実態は”自分が引きこもりたいから学校に原因がある”という点にあると言われてしまうと、その責任がすべて自分にあると認識する必要があります。

そんな事を受け止められるほど余裕が無かったです。自分は。

そう思っている自分すらも学校へ行きたくないという目的に即しているとなると、行き場が無いと考えてしまうんですよね。

ただ、今余裕が持てるようになった状態で考えてみると、「学校へ行こう」というのは母親であったり、先生だったりするのですが、行く行かないの問題は自分の責任であると同時に、親や先生の課題では無いわけです。

言い換えれば、行くも行かないも自分の自由という事なわけです。

アドラー心理学的に考えれば、学校にいかなければならないけど行くことができないという不自由さは自分の目的が生み出しているだけで、実際には自由な状態なわけです。

そうは言っても現実には親や先生との物理的な接触を含めて社会に生きていると、すべて自分の自由だという言い方も出来るようで出来ません。

実際に「学校どうするの?」と言われるからです。

自分の場合はそんな時に母親から「あなたの好きにしなさい。どうあっても信頼している」というような言葉をかけてもらえた事が幸いでした。

この言葉は、放任でもなく受容でもなく、平野さんの分人モデルで言えば、母と子という関係における分人それぞれが屹立した状態を維持し、かつ7つの習慣でいうインサイド・アウトの一つの振る舞いとして相手の言わんとすること受け止めるという態度を示してくれたものでした。

この時の自分を正直思い出すことは難しいのですが、母曰く「ようやくホッとした感じ」だったそうです。

その時からしばらく引きこもっていましたが、新学期が始まる時に学校へ行ってみようとして実際に行き、またしばらくしてメンタルがやられてくると引きこもったりして、中学三年生のときには受験があるからと不思議と自分でも学校へ行く事が出来ました。

偏差値低めのヤンキー高校に行ったら、高校でも引きこもりになってしまうことを恐れたのが一番の理由なんじゃ無いかと思います。

さてさて話は大きくそれましたが、『嫌われる勇気』を読んだのその中学時代から随分先になりますが、最後は勇気であるという点で打ちひしがれていました。

アドラー心理学を実践するには、自分には負担が大きかったんだと思います。

ただ、著者の一人だる岸見一郎さんのような人が身近にいたら違ったのでしょうが、本だけでは自己肯定はできかったです。

そんな時にもし、平野さんの分人という考え方を知っていたら少しは違ったんじゃないかと思います。

自己肯定をするにも嫌いな自分がいるとなれば、本心で好きになんてなれない。

でも、自分の中にもいろいろな自分が居て、ギターを弾いている自分やゲームを楽しんでいる自分は好き、自分をからかうようなやつといる時の自分は嫌いというように、様々な自分がその時のおかれている環境によって比率が異なるというのが平野さんの分人の考え方ですが、嫌いな自分もいるけど、好きな自分もいる、そんな好きな自分の分人を肯定しようとすることは無理が無いと思ったんです。

そうやって少しずつ自分を好きになる部分が増えていけば、目的論から炙り出される自分を受けて止めて、課題の分離を実践し、好きな自分だからこそ出来る過去は無関係の他者貢献が実践して行けるんだと思いました。

そして、今の自分がすべき事も自分の分人を見つめ直して、目的論で自分をあぶり出し、課題の分離で整理して、今の時点から出来る他者貢献で何をすべきかを見つけたいと思います。

明日それをやろうと思います。