ここ最近は、色々とネガティブな事があったのですが、その根本には嫁さんとの不仲がありました。
個人的には顔面神経麻痺のストレスの一端がそこにあったと思ってるんですが、思わぬ形で決着する事になりました。
ちなみに、顔面神経麻痺の方はかなり良くなり、正常な方と比べても8割は回復している印象です。
で、嫁さんとの不仲の理由は、いつの頃からか嫁さんの自分への接し方が以前よりも明らかに冷たいというものです。
冷たいと思う理由も、付き合ってた時の記憶や子どもへの接し方を見ていれば明らかに違うという感じです。
以前にもその辺りの事を書いたと思いますが、60点でオッケー理論により緩和していたのですが、それだけでは吸収しきれない事が分かりました。
というのは、普段なら良いのですが、睡眠不足な状態だともうダメです。
頭が混乱して、一回仕事前に錯乱気味になって飛び出すように家を出た事もありました。
嫁さんからは「自分は普通にしているだけ」と言われるのですが、どう考えても自分にはそうは思えなかったのです。
で、錯乱気味に家を出た時に思ったのは、「嫁さんが普通なら今後は変わらない→自分が精神的に死ぬ。もしくは、嫁さんに改めてもらう→どこかで歪みが生まれて嫁さんがヤバくなる可能性がある」という事です。
どっちにも転べないならり、離婚か!?と思いました。
ただ、子どもの事を考えるとその選択肢は考えるべきでは無いと思いました。
錯乱気味に家を出たその日の夜に冷静になってとりあえず思いの丈を伝えてみたのです。
内容は態度がどうしても冷たく感じるという事、子どもの事を考えると今のままではダメだという感じです。
すると、嫁さんも同じように思っていてくれたようで、二人きりの時間を作って話そうという事になりました。
話し合いの前日、60点でオッケー理論を教えてくれたTアニキにその事を伝えると、「問題解決しようとして相手に深掘りしちゃダメだよ」と言われました。
自分としては、ここで問題の根を断とうと決めていたので驚きでしたが、理由を聞いて納得。
嫁さんがなぜそのような態度を取るのかを追求しても、もしかしたら本人も理解していない可能性があってその事で問い詰めても相手にとってはプレッシャーでしか無いよ、というのがその理由です。
そして、こういう問題は時間をかけて解決していく方が良いという点も教えてもらいました。
すると自分の中でも、相手への追求では無く自分がする事を伝えようという事や、話し合いの場を持てただけでもオッケーと思うようになりました。
嫁さんとの話し合い迎えた当日。
少し緊張しながらも、まずは嫁さんに不安を与えているであろう状況(主に仕事や今後の展望)について話し、具体的にいつまでに何をするのかを伝えました。
web系エンジニアへの転職を目指して取り組んでいる内容やエンジニアになるメリットなどなど。
次いで、自分への接し方がどうしても辛いと感じている旨を話しました。
そこで驚くべき返答がありました。
というのは、自分に対して冷たい態度を取っているのでは無く、そもそも嫁さんの性格がそうしたサバサバした口数の少ない自分が素の自分というのです。
そして、仕事は勿論、子どもに対しては素の自分にプラスいくつかテンションというかトーンアップで接しているというのです!
接客の仕事である為、トーンアップした声や笑顔がそのまま評価に繋がる=収入に影響があるから当然素の自分より良く見せているという事や、子どもに対しては母親として暖かく接したいと思っている、と。
じゃあ自分に対してはどうか?と考えた時には、普段からトーンアップしているから自分の前では素でいたいとの事でした。
この嫁さんの発言は自分にとって驚きで、差別されている、嫌われてマイナスに扱われていると思い込んでいましたが、そうではなく自分にはフラットに接してくれていたわけです。
よく考えれば「普通に接している」、「素のままでいたい」と言われた事だったり、嫁さんの実家での態度を思い出すと全て合点がいきました。
と、同時に「もっと早く教えて欲しかった」とも思いました。
でも、そうと分かれば冷たいような態度も含めて嫁さんなのだからと受け入れる事が出来るようになりました。
頭も錯乱する事は無さそうです(笑)
今回の事を通して自分の人生の舵取りを本気で考えて具体的に行動できるようになった事を考えると必要なイベントだったのだと思っています。
嫁さんと出会って10年目ですが、まだまだ知らない事があるんだなぁと思いました。
それと、世の中のパパたちが抱く「子どもができて嫁さんが冷たくなった」は、同じような理由じゃ無いかと思うようになりました。
元々の嫁さんは明るいわけでも無く至って普通というか、逆に子どもや周囲に対してトーンアップして頑張ってて、夫の前ではようやく素でいられるとフラットになっているだけ、というものです。
似た事で悩むパパたちが居たら、実は夫の前だけがフラットでいられる場所なのかもしれませんとお伝えしたいと思いました。
それでは。