昨日まで休みでした。
web系エンジニアへの転職を目指している自分としては休みの日もしっかりと勉強しよう!と思っていました。
所が多くの人あるあるだと思いますが、いざ時間が出来ても勉強する気にならないって事ありませんか?
ご多聞に漏れず自分もそんな感じなのですが、これまではそれでも「いや、やる気の問題だからやるぞ!」なんて息巻いていたわけです。
ただ、ここ最近は気負わないで(あらゆる面のトータルで)60点を目指そうという意識ですから、無理をするのは間違いだと考えるようになりました。
無理するくらいなら勉強しないぞ、と逆に決めて一日を終える(まぁ夜勤なので寝たのですが)事にしました。
そこで、一つ発見がありました。
それが今回のお題の「やる気に頼らないで代わりにする事」なんですが、そう思った前提がいくつかありましたので、まとめてみました。
・やれる時はズンズン勉強も捗る
・ルーチンワーク化して出来ている事もある
・目標達成した経験がある
・世の中には隙間時間で勉強できる人がいる
仮説その1:出来る人のモチベーションは常にフラット
さて上記で挙げた項目ですが、あくまで自分の場合ですが、一つずつ確認してみます。
最初に“やれる時はズンズン勉強も捗る”です。
まず、既に転職へ向けて基本情報技術者試験のテキスト一周目は半分まで読み進めました。
また、プログラミングについてもプロゲートを使って現在はHTML&CSS中級編の半分まで進めています。
そして、これらを始めた時には特段無理していた感じは無く、やる必要があるからやっていた感じです。
つまり、自分の中にもやる気に頼らないで勉強出来る素養があると言えます。
次の“ルーチンワーク化して出来ている事もある”については、これは筋トレと健康日記的に付けているブログです。
筋トレについては、予めメニューを決めてあり、それを半年ベースで見直して変えています。
筋トレに行く日も休みの日と夜勤初日の午前中と決めているので、そのまま実行しているだけなので、今日はやるぞ!というのは、あまり無く「身体を動かしたいぜ!」という感じのやる気は湧かさなくても出ている感じです。
もう一つのブログも入力する項目を既に下書きで保存しており、追記するのは体重と食べたものと感想、トレーニングしてたらメニューと回数と重量などをコピペするだけにしています。
また、毎日では無く後からまとめて追記したりもします。
始めたのが去年の正月くらいなので一年半は継続出来ています。
“目標達成した経験がある”については大なり小なり誰にでも経験はあると思います。
意識して目標を立てて達成した事の無い人でも、個人的には今日まで生きているだけで生存という目標を達成していると考えても良いと思います。
小さな目標達成については、ダイエットや好きなバンドの曲をコピー出来たとか、その他考えてみるとまぁまぁあるので、目標達成という行為は誰しもが経験のある事という位置付けにして考える事にします。
そして、もう一つ“世の中には隙間時間で勉強出来ている人がいる”です。
例えば、最近web系エンジニアへの転職について、とても参考にしている雑食系エンジニアの勝又健太さんは平日も仕事終わりに2時間、土日は毎日8時間ずつ勉強をされていたそうです。
こうした話は何らかの成果を出されてメディアに出られた方の話では良く聞きます。
そして、これを目にした人の中には自分の努力の少なさを感じてやる気を無くす方もいると思います。
かくいう自分もそうした一人だと言えます。
ただ、この話をどう受け止めるのかを考える時に必要な事が今回の“やる気に頼らないで代わりにすること”に繋がると思いました。
出来る人はいつもフラットにすべき事を淡々とこなしている訳で、効率良く目標を達成して欲しい成果を得るために逆算して考えると隙間時間を使った方が良いと合理的に判断した結果、隙間時間を勉強に当てているだけという事に過ぎないわけです。
自分の周囲にもいるいつのまにか会社で取れと言われた資格を取ってる人は、勉強を空いてる時にして日常の中で愚痴を言いながらもしっかりと目標達成していました。
つまり、やる気というのは一時的なドーパミンの作用であってその波に乗って勉強してもいつも波がくるわけじゃ無いので、波のない時には勉強が出来なくなるわけです。
と、すると出来る人の勉強と同じくらいの学習量を確保するに当たっては、モチベーションは常にフラットに出来る事がポイントになりそうです。
仮説その2:学習量は自分にとっての最適か?で考える
勝又さんのYouTubeやツイッターを見ていると、静かな物言いの中に戦略性や効率化、そして利他の精神に基づいた野心を感じるのですが、あくまで勝又さんにとって利他の精神から発する「こうするのがおすすめ」という視座はいつも確保されているなと思うので、押し付け感がありません。
そんな勝又さんが転職を考えるなら週26時間は勉強が必要と語ると、「やばい全然勉強に時間が取れてない」と思うかもしれません。
自分もこうした話に過去「やばい」と思いながらも、ズルズルと勉強しないでフェードアウトした経験があります。
ただこれは、勝又さんの経験に基づく話であり、更にはエンジニアとして先端で活躍されているご自身の日々の経験から「これくらいの勉強を推奨する」という話である事を前提とする必要があります。
ですので、自分のライフスタイル上で週26時間の勉強が難しいと思えば目標達成の期間を延ばすのでも良い訳です。
勝又さんは恐らく半年〜1年の学習期間でweb系エンジニアへの転職が可能だと話されていた記憶があります。
だとするなら、1年〜1年半と少しゆとりを持って勉強しても良い訳です。
あくまで、世の中の一般的な仕事の勤務体系と残業時間、土日祝などの休みの日を取れている人という想定があって、その中で週26時間の勉強(とポートフォリオ作成)を半年〜1年の間に行って転職するのが一番効率的という話に過ぎないのであって、それくらいの勉強ができないなら諦めろという話しではない事を前提とする必要があります。
例えば、家族がいる人なら了解を得られば土日の休みも8時間の学習に当てられるかもしれませんが、子どもがいると半年〜1年もその生活すたいるを維持するのは中々難しいと思います。
だとしたら、休みの日の勉強時間を半分の8時間(一日4時間→朝晩2時間など)にしたとすると週の勉強時間は18時間です。
週26時間のペースで考えると約30%減です。
期間をその分30%長くしたとしたら、半年の場合180日→234日でプラス54日(約1ヶ月半)のゆとり持たせれば良くなります。
一年の学習期間だとしたら365日→474日でプラスに109日(約3ヶ月と一週間)を見越しておけば良いと考えられます。
勝又さんご経験から週26時間の勉強を半年〜1年は必要だというのは一つの指標ですが、その具体的な落とし込みは当たり前ですけど、個人に委ねられている訳です。
その事を念頭に置かずに週26時間の勉強は無理だと考えるのは早計ですよね。
具体的に自分がこれからする事
さて、自分自身の事にその事を当てはめてみた時に、何をどれくらいする必要があるのか?を測る必要がありそうです。
既に決めているのは、基本情報技術者試験の合格を目指して、テキストを一周読むこと。
その後に二周目を読みながら分かるところ、分からないところを浮き彫りにさせて、分からないところを埋める作業になりそうです。
同時にプロゲートでRubyパスのカリキュラムを終わらせる事ですが、こちらは進め方はプロゲートに沿って進めてみるつもりなので、一日辺りの学習量をどれ位にするかを計算してみようと思います。
その上で、日々やるべき事をリスト化して、出来ればこのブログで定型のフォーマットを作って実績と感想を積み上げていこうかなと考えています。
時間はあるようで無いとも言えますが、無いと考えても仕方ないので自分が理解出来ている中でどれくらい実行可能かを見定めていこうと思います。
“モチベーション”についての考え方
最後になりますが、過去に自分がモチベーションについての考え方について聞いたことで「なるほど!」と思わされた話しておきたいと思います。
今回の話はやる気に頼らないで代わりにする事についてでした。
やる気と聞くとイコール、モチベーションって思いませんか?
「やる気が起きない」=「モチベーションが上がらない」という感じ。
つまり何か目標達成を目指すには日々のモチベーションを上げれば良いと考えるのですが、それが多くの場合で上手くいかない理由になっていると思いました。
そこで聞いたのがモチベーションに関しての話です。やる気の話と言葉を置き換えても良いです。
その話というのは、モチベーション(やる気)は結果であるという事です。
どういう事かと言えば、モチベーションが高いという現象というのは、自分から見た状態と他人から見た状態では異なるという事です。
例えば外回りの営業で誰よりも成果を出している人が、意気揚々と事務所から出て行く姿を見たら「あの人はモチベーションが高いなぁ〜」と周囲の人は思うでしょう。
でも、本人にとっては営業先に可愛い人がいるから営業に出かけるのが楽しくて、ついでに話してみたら成果に繋がっただけ、という事があるかもしれません。
この場合、営業に対してのモチベーションが高いのではなく、更には営業先にいる可愛い人に対してモチベーションを上げているのでもありません。
実は結果的に成果が多く出ていて本人が熱心そうであるという他者の評価が、モチベーションが高いと判断しているに過ぎないのです。
一方で、自分はどうでしょうか?その時点ではモチベーションが高い!なんかやる気がある!という状態を感じる事があると思いますが、後から振り返って実はモチベーションが高かったのがその時だけだったとしたら、「あの時はモチベーションが高かったなぁ」と思うでしょうか?
それよりも、何か熱中して頑張って成果が出る出ないに関わらずやれる事をやり切った思い出に浸る時に「あの時はモチベーションが高かったなぁ」と思うのではないでしょうか?
そうすると、結果的にモチベーションが高いというのは、後からの振り返った結果であり、その瞬間のやる気の高まりは一時的な感情(または脳内のドーパミンが高まっていた)に過ぎない訳です。
ここで間違えて欲しくないのは、「じゃあやる気を感じるドーパミンを出せればいいじゃないか?」という点です。
思った通りにドーパミンが出せるなら誰も悩まないでしょうし、一時的なやる気に満ちても継続性が無ければいずれ頭打ちになります。
なので、やる気=モチベーションに頼って行動を制御するのではなく、(計画を立てる、細分化するなどの)仕組みを使って必要な行動が継続出来てなんらかの成果に至れればモチベーションが高かったと後から言えるという訳です。
こう考えればモチベーションを目的にする意味がない事が分かると思います。
そのことを前提とした上で、“分かっててもできない感覚”を少しでも減らす工夫として、生活習慣を良くする、身体に良いもの食べる、気持ちがリラックス出来る時間を作るというような、身体へのアプローチも同時に行う事で仕組みによる取り組みをフラットに行っていく事が出来るようになると思います。
出来ない時に無理をするとどうなるか?自分の場合は、身体に影響が出ることを体感したので、無理はしないを前提として、それでも目標達成の為にする必要がある事をクリアしていく為にどうするか?で考えた結果が計画を立てて細分化したりという、よくある手法だった訳です。
その他で、最近は筋トレをする、腸に良い食べ物(ヨーグルトやオリゴ糖、納豆、キムチなど)を摂る、疲れを感じたら積極的に休むこと、今の自分の状態とリラックスしている自分を比較しておく、寝不足にならないようにする、重要な事は頭がスッキリしている時以外は断定的な決断しない、逆に頭がスッキリしていない時の判断は重要視しないなど、心身ともに意識を向けるようにしています。
ここまでを実践して転職活動がどうなっていくか?をブログにしていくと同時に、備忘録として今の考えをここに残しておきたいと思います。
それでは。