こんにちは!
前回、『【ガンダム②】ガンダムリベンジその2~ぼうやだからさ~』では、劇場版機動戦士ガンダムの感想を書きました。
今回は、第二部『機動戦士ガンダムII・哀戦士編』と第三部『機動戦士ガンダムIII・めぐりあい宇宙編』を見ました。
その中で、第一部でも登場したジオン軍の中でも手練れの一人である、ランバ・ラルについて書きたいと思います。
ランバ・ラルから戦とは何かを学ぶ
今回第二、第三部は料理をしながら見ていたのですが、料理を忘れて夢中になる場面が多々あり、あっという間に見終わってしまいました。
劇場版だけでも十分に楽しむことができました!
特に、第二部では印象的な展開がたくさんありました。
例えば、個人的にはランバ・ラルの存在が大きかったです。
アムロがブライトとミライの会話を立ち聞きしてしまい、自分の存在価値がホワイトベースに無いと思ってしまったアムロは一人、ホワイトベースを降りることを決意します。
仲間の静止に耳を貸さずにホワイトベースを降りたアムロは砂漠を彷徨います。
砂漠にあるとあるお店で食事をしていると、ジオン軍の兵士たちが入ってきます。
その中には、一度戦を交えたことのあるランバ・ラルとハモンの姿がありました。
威勢のいいアムロを気に入ったランバ・ラルとハモン。
そこへフラウがアムロを探しにきた所をジオン軍の兵につかまってしまいます。
地球連邦軍の制服を着ていたことでランバ・ラルの部下はフラウを連邦の兵士だと言うのですが、ランバ・ラルとハモンは制服は似ているだけと、フラウとアムロを解放してくれます。
しかし、一旦二人を解放するものの、木馬=ホワイトベースが近くにいるかもしれないということで、二人の後を追わせます。
アムロとフラウの後を追ったジオンの兵士がホワイトベースの存在を確認すると、ランバ・ラルへ報告しホワイトベースへの襲撃を開始します。
ランバ・ラルの舞台がホワイトベースに対して攻撃と共にホワイトベース内に侵入します。
ランバ・ラルもホワイトベース内に乗り込むのですが、そこでセイラ=アルティシアと対面。
思わぬ人物との遭遇で不覚をとったランバ・ラルはリュウの銃撃を食らってしまいます。
まさかの展開にホワイトベースの陥落どころか、自機のグフに乗り込んで立て直すことも出来ないと判断し、戦士としての最後を見せるべくホワイトベースから飛び出しで自爆します。
その時のランバ・ラルの名言がこちら。
「戦いの中で戦いを忘れたわ」
です。
かつてジオン・ダイクンに使えていたジンバ・ラルの息子であったランバ・ラルは、アルティシアの事も知っていたわけです。
しかし、ジオン・ダイクンが失脚した後は、行方知れずとなっていたのです。
まさかのそのアルティシアが地球連邦軍の艦にいるとは思いもしなかったランバ・ラル。
この時のランバ・ラルの名言は自分にとって深い謹言であると思いました。
生死を分ける戦いの中では、常に戦いの事を考えていなければ、自らの命を落とすことになる。
と、同時にその姿をアムロに見せることで、未来ある若者であるアムロに対してのランバ・ラルなりの愛ある戒めじゃないかと思いました。
ちなみに、もう一つランバ・ラルから学べること(ガンダム内でとも言えます)が、
年齢的にはランバ・ラルは35歳で自分も間もなく同じ歳になります。
潜り抜けてきた戦場の数が違うので、ランバ・ラルのような重厚な人間になるのは難しいかもしれませんが、後進のことを敵味方関係なく人として見る事が出来るランバ・ラルから学ぶことが多いなと思いました。
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