【日記】引き際の美学!スーパーボランティアの尾畠春夫さんの引き際が見事過ぎる

 

こんにちは!

さっき、ヤフーのニュースを見ていたら、スーパーボランティアの尾畠春夫さんの記事を目にしました。

自分は知らなかったのですが、東京から大分までを徒歩で旅をされていたようです。


この記事では尾畠さんが途中で徒歩の旅を断念された事情について書いてあったのですが、その理由が見事過ぎたので日記に残しておきたいと思いました。

尾畠さんが断念した理由ですが、自分の目的よりも人命第一というのが理由なようです。
以下引用。

Q.いつ大分に戻ったんですか?

尾畠さん:「24日の午後。日曜日に歩いたら地元の方やらが通行人が集まってるのを見て、車を左側にずっと止めて、ハザードをつけて交通渋滞になって。いつ事故が起きてもおかしくないなと思って、今回はここで一応旅を打ち切って身を引いた方がいいなと思って。だから誰にも知らせずにスッと身を引いたんです」

静岡県内を歩き続けた尾畠さんを一目見ようと住民たちが次第に殺到し、警察も出動する騒ぎに…。見物に来た人たちが事故に巻き込まれてはいけないという思いから、志半ばで旅を断念したのでした。
※同ニュースより引用

自分の目的を達成したくて、周囲に迷惑をかけることをいとわない人がいる一方で、尾畠さんのように自分の目的よりも大切なものがある事を受け入れられる人もいます。

誰も当たり前に思うかもしれませんが、自分だったどうか?
尾畠さんのようにきっぱりと身を引くことが出来ずに、その場をやり過ごして別の方法を考えていたかもしれません。


更に尾畠さんは、

尾畠さん:
「皆さんからたくさん支援物資やお声をいっぱいいただいて、身に余ることをいっぱいしてもらって、感謝の気持ちでいっぱいですけど。人の命にはかえられんから、人の道、仁義として(人命を)守るべきやなって。皆さんからもらった…励ましの言葉をもらったのに…途中でもうやめて逃げ帰ったみたいな状態だったけど。途中でやめてしまって本当に申し訳ないなって気持ちでいっぱいだけどね。私は受けた恩は絶対忘れないから必ずなんかの形で、恩返しはさせてもらいたいなと思ってます」
※同ニュースより引用

と語っています。


一度決めたことをと途中で止めるのには、勇気がいります。

それは、始めたことに対してのサンクコストであったり、尾畠さんのように応援してくれる人がいる場合には期待に応えたいという気持ちなどがあり、適したタイミングで止めるのは難しいと思います。

それでも、尾畠さんは自分の行いに対して責任を取り、事故や誰かの迷惑になる前に止める決断が出来るのは立派だと言わざるを得ません。


自分の行動の責任が取れずに、自体が悪い方向へ行き取り返しのつかなくなった時にようやく決断する人が多い世の中で、尾畠さんの今回の決断から学ぶことが多いと思いました。