【日記】機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYを見たよ!

こんにちは!

前回、ZZガンダムまで見たというブログを書きましたが、感想が未だにかけておらず。


っていうか、どこから攻めて書けばよいか分からず進んでいません。

にもかかわらず、ガンダムシリーズは見続けておりまして、『逆襲のシャア』も見ましたし、今回はスターダストメモリーも見ました。


今回見た機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリーですが、このガンダムシリーズには少し思い出があったので簡単にブログに書いてみようと思った次第です。

ちょっとだけお付き合いください。


小学生時代に謎のガンダムだったガンダム2号機

自分がガンダムにハマっていたのは小学生の時なんですけど、リアルタイムで見ていたのは機動武闘伝Gガンダムでした。

あの、ガンダムシリーズの中でも異色と言われる、格闘系のガンダムです。


ガンプラやフィギュアのガンダムを買っていましたし、子ども向けの雑誌でガンプラ情報とかを見ていた記憶があります。

ただ、その中で↓のガンダム試作2号機サイサリスというガンダムの存在も見ていたのですが、何分情報収集の仕方も分かりませんでしたし、今のようにインターネットも無かったので良く分かっていませんでした。

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今見てもカッコいいです!

フィギュアとか欲しくなりますね~


で、このサイサリスというガンダムですが、当時は悪いガンダムという程度の認識しかありませんでした。

ガンダムって良いなぁ~と思うのが、正義と悪という構図じゃない所です。


このサイサリスというガンダムも元々は連邦軍がアナハイムエレクトロニクスという会社に作らせたガンダムで、何でも核の力を持った条約違反みたいなガンダムだったんです。

子どもの時はガンダム=正義、それ以外のモビルスーツ=悪っていう認識だったので、「悪っぽいのにガンダムってどういうこと?」っていう疑問しかありませんでした。


それで、今回スターダストメモリーを見てようやく、どういった経緯でサイサリスがジオンに代わって地球連邦軍に対抗するテラーズ・フリードという組織の機体となっていったのかが分かりました。

それと、あんなにゴツい身体をしているのかも。


機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYざっくり解説※ネタバレ注意

スターダストメモリーについてざっくり解説をすると、主人公はコウ・ウラキという青年。

地球連邦軍の兵士でガンダムなどの機体オタクですが、アナベル・ガトーという伝説のモビルスーツパイロットが基地を襲撃された時に、ガンダム試作1号機ゼフィランサスに無断で乗り込み応戦します。


アナベル・ガトーは核の力を持つサイサリスを奪いに来て、追いかけてきたコウを返り討ちにします。

生還するもののサイサリスを奪われたこと、実力不足をガトーに指摘されたことで奮起してパイロットとしても、一人の青年としても成長していくストーリーです。


ちなみに時代背景としては、ア・バオア・クーでの戦い(機動戦士ガンダムの最後)が終結した後からZガンダムの時代の間になります。

機動戦士ガンダムが宇宙世紀0079でZガンダムが宇宙世紀0087。


で、今回のスターダストメモリーは宇宙世紀0083って感じです。

ちなみにOVAとして制作されています。


テレビで見た記憶が無かったのも、OVAだったからかもしれません。

テレビ放送自体は2006年に東京MXとか放送されていたようですが、見る機会はありませんでしたね。


ストーリー展開

ストーリーについては、wikiが分かりやすいです。

流れとしていは、ガトーがサイサリスを奪う。

サイサリス奪還の任務にコウ・ウラキが就く。同時にガンダム試作1号機(ゼフィランサス)2号機(サイサリス)を設計したニナ・パープルトンが同行。

奪還任務が失敗し星の屑作戦が決行される。

星の屑作戦の本当の目的が判明。

デラーズ・フリードによる地球へのコロニー落としを阻止すべくコウとガトーが対決。

ニナを巡ってのひと悶着あり

後のZガンダムに繋がるティターンズが台頭してくる。


ざっくりし過ぎて申し訳ないです。

っていうか、ストーリーを簡単に説明するのって難しいですね。


ちなみにニナを巡ってのひと悶着は、実はニナは昔ガトーと付き合っていて、コウとニナがせっかくいい感じになってたのに、ニナが選んだのはガトーという苦い展開になるという・・・。

見ててちょい辛い内容です。


作風について

スターダストメモリーが公開されたは1991年みたいなんですけど、これまでのガンダムシリーズよりも戦闘シーンや機体自体の作画は大幅に向上していると思いました。

物語としては、ガンダムシリーズの特徴と言ってもいい感じの展開です。


ショックな事件発生⇒主人公がガンダムに乗ることが決まる⇒戦艦(今回で言えばアルビオン)で仲間たちひと悶着あるけど楽しい雰囲気⇒重苦しい戦争&政治⇒ライバルの対決⇒終焉

という展開ですね。


ただ、この中の前半部分におけるニナとコウの恋愛のやり取りは、過去作品には無いどちらかと言えばラブコメチックな展開でした。

他にも、いつからは分かりませんが、劇中で主人公が修行して強くなる過程を描くようになりましたが、その展開が採用されています。


コウがフォンブラウン(月)でチンピラに絡まられた後、ケリィ・レズナーという方腕の元ジオンの兵士に助けられます。

その後、コウはケリィがデラーズ・フリードと繋がりがある事を知りながら、自分と向き合うためにケリィのモビルアーマーであるヴァル・ヴァロの修理を手伝います。


戦場でしか生きられない戦士の性に葛藤するケリィでしたが、コウとの出会いで戦士として生きるべくヴァル・ヴァロに乗り込みます。

フォンブラウンというまさかの場所で戦うことになる二人。


主人公の成長という点は、ガンダムシリーズに共通している部分ではありますが、音楽をバックにセリフ無しで修行的な過程を描く展開は過去のガンダムシリーズではありませんでした。

この辺りは時代の流れなのか、流行りなのかは分かりませんが、時代を感じさせます。


また、wikiにもあったのですが、ガンダムシリーズにて一貫して登場していた、ニュータイプというキーワードについては、スターダストメモリーでは出てきません。

なんとなく、コウがニュータイプ的な感じはあるものの、それを示唆するようなセリフはありませんでした。


富野さん自身はニュータイプのことを描くように言ったみたいですけど、プロデューサーの植田さんという方の意向で描かれなかったようです。

それはそれとして、宇宙世紀ガンダムシリーズとしては一つの世界観が出るので、より幅が広がる感じがして個人的には良いかなと思いました。


ガンダムという点やジオンや地球連邦軍という点では作品の関連性が出ていますから、それ以外の要素としてニュータイプまで出てくると、違いが逆に出し辛くなるんじゃないかなぁ~と。

もしかしたら、ニュータイプという概念はあるところではあるものの、一部ではあまり浸透していないという、思想のグラデーションがある事で、Zガンダム期ではサイコミュや強化人間といったニュータイプの台頭という潮流が際立つと思いました。


まとめ

ガンダムの感想って毎度難しいなって思います。

というのは、ガンダムの機体についての感想。物語の感想。時代背景やキャラクターについて、過去作品との比較、繋がりなんかをブログにしようと思うと膨大過ぎるんですよね(涙)


ただ、一貫して思うのはそういうガンダムという情報の空間の巨大さのおかげで楽しくて仕方ないということです。

後付けな部分も多分にあるでしょうが、これだけの世界観を持った作品で、しかも未だに新作が出続けるというのは奇跡じゃないかと思います。


今年ガンダムの40周年ですが、『閃光のハサウェイ』も上映されます。

描かれ方は時代によってかなり違いますが、機動戦士ガンダムからのつながりがあることで、ガンダムの世界は変わらずに楽しめてる感じがあります。


まだまだ、宇宙世紀シリーズのガンダムではF91やユニコーンガンダムもありますし、その他のガンダムシリーズの作品もあります。

楽しみがたくさんあって幸せですわ(笑)