こんにちは!
2/28に村上春樹さんの『騎士団長殺し-イデア編上下巻』が発売されましたね!
会社の近くの本屋で先々月くらいから広告があったので、出たら買おうと思っていたので早速買って読み始めました。
相変わらずというと怒られそうなのですが、村上春樹テイスト満載です(笑)
今回の主人公は、絵描きという過去に無かった設定ではありますが、妻との離婚、女性との性交、テンション低めで会話を要約したり家事をするのが得意な感じです。
自分だけではないと思いますが、村上春樹さんの作品に出てくる主人公は正直どれも似ている感じがします。
でも、何故か共感する部分が多いのか、物語に入り込んでしまうんですよね。
ただ、自分の場合は何故か分からないんですけど、新刊がハードカバーで出版されてもなかなか物語に入り込めず、途中で飽きちゃうんですよね。
過去作品で言えば、1Q84がまさにそうで、「また村上節全開でつまらん!」と読むのを止めてしまいました。
でも、後から文庫版の1Q84を読んだ時には、ラストまで一気に読んじゃいました。
感性が追いついていない感じがしましたね。
今回の騎士団長殺しは文庫本が出てから読み始めたので、するするっと読み始められています。
幸い村上節全開でも飽きはこなそうです。
冒頭から顔の無い人から肖像画を描いてほしいという、ファンタジーなのか現実なのか分からない展開と、上記で挙げた展開が描かれています。
主人公がいったいどうなっていくのか?
そういえば、村上節は変わらないけど、主人公が最後にどうなるのか?は全く予想できない作品であることも、村上春樹さんの小説の面白さの一つなんじゃないかなと思います。
(予想すらできなくないですか?)
これから楽しみたいと思います!
それでは。